日本ケアメイク協会

理事長挨拶

日本ケアメイク協会 理事長 大石 華法

一般社団法人日本ケアメイク協会
理事長 大石 華法

近年、化粧は、美しさを追求するための美容ツールのみではなく、高齢の方・認知症の方・障がいのある方・疾病のある方などの福祉領域の対象の方に向けた研究において、医学的効果や社会的効果が確認されたことから、ケアツールの一つとしても認識されるようになっており、日本の医療・美容・福祉に貢献しています。

しかし、化粧にはこうした“ケア”としての効果があるにも関わらず、化粧を重要なケアの役割を果たすものとして位置づけ、その要素を取り入れた教育プログラムや、これを運用するための指導者を養成するプログラムが確立されていないために、既存の化粧と化粧技術を提供しているに留まっています。

今後は、対象の方への理解を深め、これまでの研究成果を取り入れた化粧をケアとして実りあるサービスに発展させる必要があり、対象の方個々のADLやIADLの把握や家族への配慮も含め、化粧に関するケアをサポートや接客マナーとして取り入れた新しい“ケアメイク”の教育制度を確立していかなければならないと考えました。

本協会は、2010年10月10日に発足して以来、障がい、疾病、加齢、認知症などにより、化粧をしなくなった、できなくなった、あきらめた方々に、再び「美しくありたい」という希望を持って、その方らしく生きていただけるように、化粧をケアツールとして活用する“ケアメイク”の活動を行ってまいりましたが、この活動をさらに加速して推進するため、2016年12月5日に「一般社団法人日本ケアメイク協会」を設立いたしました。

本協会設立は、すべての人々が実践できるケアメイクのモデルを確立し、これを広く普及することにより、医療、美容、社会福祉の増進に寄与することを目的としています。

また、本協会は、公益財団法人を目指した活動をするため、公益性の高い活動をして参りたい所存です。今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます。